【メイキング】石塑粘土でブローチを作ろう!

こんにちは、もちです。

今回は私が石塑粘土でブローチを作るときの手順をまとめました。

 

「自分でアクセサリーを作ってみたいけど、どうすればいいの?」

「石塑粘土をはじめて使うから不安…」

そんな方にぜひご覧いただきたい記事です!

 

石塑粘土で作るアクセサリーは、必要な材料を揃えるのが比較的かんたんで、新しい趣味としても始めやすいのでオススメです。

難しい技法はないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

1.図案を考える

作りたいブローチの図案を紙に描きます。

今回はクジラの形を作ることにしました。

図案を切り抜いて型紙として使うので、スケッチブックのようなやや厚めの紙に描きました。

2.材料を揃える

ブローチを作るのに必要な材料を集めておきましょう。

近くの画材屋さん、手芸屋さんを探して、見つからなければAmazonなどのネット通販が便利です。

必要なものリスト
・石塑粘土

・粘土板

・カッター

・紙ヤスリ

・絵の具

・ニス

・ボンド

・ブローチ用金具

あったら便利なものリスト
・粘土べら

・のばし棒

・クッキー型

・彫刻刀

・クッキングシート

*オススメの材料はこちらの記事でご紹介しています。

【はじめよう】石塑粘土の魅力&作品づくりに使えるオススメの材料

3.形を作る

粘土を水で柔らかくします。耳たぶくらいの柔らかさが良いとされています。

柔らかくなったら、5~7ミリ程度の厚さになるように伸ばします。

(伸ばし棒があると便利!)

mochi

私は、ちょっと凹凸があったほうが、手作り感があって好きなので、伸ばし棒は使わずに親指の腹で押して伸ばしています。

粘土を伸ばしたら、作りたいブローチの形にしていきます。

今回は先ほど描いた図案をハサミで切り取って、それに沿ってカッターで粘土を切るという方法を使います。

カッターで切る場合、細かい部分やカーブをきれいに切り出せない場合がありますが、あとから指に水をつけてなでることで、ある程度きれいになります。

固まってから紙ヤスリで削ることも考えて、あまり神経質にならなくても良いと思います。

mochi

カッターを使うのが難しい場合は、市販のクッキー型や粘土用の抜き型を使うと、簡単でキレイに作れます。

必要に応じて、表面に凹凸を付けます。

クジラのヒレ部分を立体的にしたかったので、小さくちぎった粘土をつぎ足しました。

つぎ足したい部分にちょっとだけ水を塗ってなでることで、粘土の表面が液状になり、くっつきやすくなります。

指の腹や爪を使って、つぎ足し部分がわからなくなるように仕上げました。

(粘土べらがあると便利!)

あとはこのまま数日間、完全に乾くまで待ちます。

4.ヤスリで削る

粘土が完全に乾いてから、作品の表面、側面、裏面を紙ヤスリで削ります。

粉が出るので、ビニール袋の中で作業すると後始末が楽です。

 

紙ヤスリは「#400」「#1000」のような目の細かさを表す数字が付いています。

最初は粗い紙ヤスリ(番号が小さいもの)を使い、あとから細かい紙ヤスリ(番号が大きいもの)を使うと効果的です。

mochi

紙ヤスリをかけた後は削り粉が作品に残っています。

ティッシュなどで軽くふき取っておくと、次の色塗りの工程で綺麗に色が塗れます。

5.彫刻刀で削る

今回は着色の前に彫刻刀で削り柄を入れてみました。

彫刻刀がない場合や、小さなお子さんが作業する場合は削り無しでも大丈夫です!

6.色を塗る

乾いた石塑粘土を着色します。着色に使う材料はアクリル絵の具が主流です。

表面はもちろんのこと、側面もキレイに塗ることを意識すると、ブローチとして仕上げたときに横からの見栄えも整いますよ。

私は裏面をそのまま白く残す派ですが、お好みで着色しても問題ありません。

mochi

クジラの目と模様は、つまようじの先に絵具をつけて描きました。

絵の具を薄めすぎないようにすると細かい部分もしっかり色がのります。

7.ニスを塗る

今回はスプレータイプの、ツヤが出るニスを使いました。

ニスが作品以外の部分に飛んでも良いように、チラシや段ボールを下に敷くと良いです。

ニスで段ボールと作品がくっついてしまっては困るので、念のため間にクッキングシートも敷きました。

mochi

小さな作品の場合は、スプレーの風圧で飛んでしまうことがあります。

セロテープを丸めて、作品と下に敷く紙を軽く固定すると良いです。

 

シュワシュワと細かい気泡が見えますが、乾燥する前に消えるのでそのままして大丈夫です。

乾くまで待ちます。

 

ニスがしっかり乾いていない状態で触ると、せっかくの作品に指紋が付きます。

ニスの乾き具合を見るために、サンプルを作っておくと良いです。

 

「乾くまでにホコリやペットの毛が付いてしまうのが気になる!」

という場合は、下敷きの紙ごと浅めのケースなどに入れ、ティッシュと割り箸など重しを乗せておくと良いです。

8.金具をつける

今回はブローチにしたいので、石塑粘土の裏側に金具を取り付けます。

市販の接着剤で問題ありませんが、金属の接着に対応するかどうかパッケージをよく見て選んでください。

接着剤ははみ出すくらい少し多めに使うのがポイント。

これで乾いたら完成です!

石塑粘土は乾くと軽く丈夫ない上がりになります。

ブローチ以外にも、金具を変えれば髪留めのゴム、ヘアピン、ピアスなど他のアクセサリーも作ることができますので、ぜひオリジナルの可愛い作品を作ってみてください!

 

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