【レビュー】ダニエル・スミス水彩絵の具17色ドットシートを塗ってみました

こんにちは、もちです。

先日、anaconda東京さんのプレゼント企画で、ダニエル・スミス（DANIEL SMITH）水彩絵の具17色のドットカードをいただきました！

前日いただいたダニエル・スミスのドットカード、試し塗りしました〜(*´꒳`*)
どれも素敵な色💕ピロールオレンジとコバルトティールブルーがとても鮮やかでした！落ち着いたセピア、好き❤️ https://t.co/XCoWvMimTF pic.twitter.com/FHs2gh1ZFX

— もち🌷 (@mochiblog0x0) February 14, 2021

ダニエル・スミスはアメリカの水彩絵の具メーカーで、日本ではanaconda東京さんが正規販売店となっています。

高級な絵の具で初心者の私は手を出しにくかったのですが、今回は幸運に恵まれたこともあり、せっかくなので色見本を作成してみました。

ドットカードの概要

今回いただいたのは、ダニエル・スミスの透明水彩を使用する画家、Alvaro Castagnetさんのパレットをテーマとした17色です。

通常販売されているドットカードではなく、特別セレクションになります。

収録されている「Alvaro’s Caliente Grey（アルバロカリエンテグレー）」と「Alvaro’s Fresco Grey（アルバロフレスコグレー）」は、いずれも通常販売のドットカードに入っていない色です。

お試しできる貴重な機会に恵まれて嬉しいかぎりです＾＾

ドットカードには「１・２・Y・○」のような文字と記号が記載されています。

左から順に、「耐光性・ステイニング・グラニュレーション・透明性」を表します。

ダニエル・スミス（DANIEL SMITH）の17色見本

Hansa Yellow Deep　ハンザイエローディープ

濃く塗ると山吹色のように見える、深い色味を持ったイエローです。

蛍光感は無いので、優しい印象です。他の色と混ぜても良さそう。

Organic Vermilion　オーガニックバーミリオン

朱色。濃く塗るととてもしっかり発色します。

薄く塗った部分は柔らかなピンクのような印象の色になります。

この絵の具を使って描いた絵がこちら（インスタに飛びます）

Pyrrol Red　ピロールレッド

紅のようなしっかりした赤です。

深みがあって、とても上品な印象の色です。

Lavender　ラベンダー

柔らかく可愛らしいラベンダー色です。

グラニュレーションカラーで、粒状感があります。

Ultramarine Blue　ウルトラマリンブルー

深い海の色のような青色です。

透明色で耐光性もあるので、使い勝手が良さそう。

Cobalt Blue　コバルトブルー

鮮やかな青色です。

ザ・青という感じなので、パレットに入れておきたい色。

Cobalt Teal Blue　コバルトティールブルー

発色が良すぎてびっくりしました！

この色で晴れた海を描いたら素敵だと思います。

Viridian　ビリジアン

青味のある緑色です。

透明色なので、他の色との混色にも使える汎用性があります。

Yellow Ochre　イエローオーカー

黄土色。薄く塗った部分がとても優しい色合いです。

透明色で、他の色と組み合わせやすいのが嬉しい。

Burnt Sienna Light　バーントシェンナライト

赤みのある茶色。可愛らしいアースカラーです。

薄く塗ると肌色っぽくも見えるので、いろいろな場面で使えそう。

Sepia　セピア

その名の通りセピア色。深い奥行きのある色で、個人的にかなりおすすめです。

風景画を描くならぜひパレットに入れておきたい色。

Pyrrol Orange　ピロールオレンジ

発色が良すぎてびっくりしました！その２

赤みがかったオレンジを夕日の描写に使ったら、とても力強く印象的な絵になりそう。

Deep Scarlet　ディープスカーレット

深みのある赤色。上のピロールレッドよりも赤みがあります。

主張しすぎない、落ち着いた大人っぽい色です。

Alvaro’s Caliente Grey　アルバロカリエンテグレー

アルバロさんとダニエルスミスのコラボ絵の具。暖色系のグレーです。

他の色と混ぜ合わせると、温かみを持たせつつトーンダウンできます。

下のフレスコグレーと比較すると、色味の違いがよくわかります。

一言でグレーと言っても、与える印象の違いは大きく、どちらもパレットに入れておきたい色です。

Alvaro’s Fresco Grey　アルバロフレスコグレー

アルバロさんとダニエルスミスのコラボ絵の具。寒色系のグレーです。

他の色と混ぜ合わせると、涼しげなダークカラーを作れます。

塗った感じがとても滑らかで、チンチラのもふっとした毛の色のように見えました。

描くものやシチュエーションによって、上のカリエンテグレーと使い分けたいです。

※残念ながら、anaconda東京さんのオンラインショップでは商品が見当たりませんでした…（2021年４月18日現在）

Neutral Tint　ニュートラルチント

ニュートラルチントは絵の具メーカーによってかなり色味が異なる印象ですが、ダニエルスミスはクセのない綺麗なグレーだと感じました。

他の色と混ぜても汚く濁らず、綺麗な影の表現ができそうです。

Chinese White　チャイニーズホワイト

白なので画像ではほぼ見えなくなってしまいました…！

滑らかに溶けるので、他の色と混ぜ合わせてパステルカラーなど綺麗に作れそうです。

以上、17色のご紹介でした！

ダニエル・スミスの絵の具ははじめて使用したので、発色や塗り心地などとても新鮮でした。

まずは気に入ったものから購入し、パレットを充実させようと思います！

↓以下は商品リンク集です。

「購入先や価格が気になる！」という方は、続けてご覧ください。

日本でのダニエル・スミス（DANIEL SMITH）購入先

ダニエル・スミス（DANIEL SMITH）はアメリカのメーカーが販売する水彩絵の具ですが、日本でも購入できます。

正規販売店であるanaconda東京さんは、Amazonや楽天市場などに出店されています。

今回のドットカードに掲載された17色がそのままセット販売されているというわけではないので、全ての色を揃えたい場合は個別に購入していく必要があります。

ドットカードの17色（単品購入）

絵の具の形状は「5mlチューブ」「15mlチューブ」「ハーフパン」「水彩スティック」の４種類がありますが、色によっては「15mlチューブのみの販売」など形状のラインナップが異なります。

以下では、その色の中で最も安い形状のものにリンクを貼っています。

※補足「アルバロ・カスタニェトマスターアーティストセット 10色」

Alvaro Castagnetさんのパレットをテーマとした商品として、「アルバロ・カスタニェトマスターアーティストセット 10色」というセットも販売されています。

ただし、今回ご紹介したドットカードのカラーラインナップとは若干異なっているため注意が必要です。