こんにちは、もちです。
6月に入り、美術館の再開や、延期されていた企画展スタートのニュースを聞くようになりましたね。
私も近々「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に行く予定なので、今からワクワクしています!
でも、美術展に初めて行く、または慣れていないという人にとっては、どうやって鑑賞したらいいか戸惑ってしまいますよね。
「美術展って何に注目して回ればいいの?」
「いつも何となく見るだけで終わってしまうな…」
という方も多いのではないでしょうか?
今回は美術展を楽しむための鑑賞のヒントを、基本編・応用編の2つに分けてまとめました。
自分自身の趣味として鑑賞したい人、学校の課題として美術展を見に行く人、デートに誘われた人にも、参考になれば嬉しいです!
目次
基本編:とにかく楽しむ!
1.見たい絵を見る
美術館には数多くの作品が展示されているため、慣れないうちは疲れてしまいますよね。
なので、初心者さんはお気に入りの作品・見たい作品を重点的に鑑賞するのがオススメです。
無理して全ての作品をじっくりと見る必要はないのです。
作品全てを完璧に知ろうとするよりも、まずは楽しむところからはじめてみてください。
2.見たい順番に見る
展覧会は、作品を飾られた順番に回ることで、ストーリーを追うように観覧できるようになっているのが一般的です。
しかし、混雑具合や好みに応じて、見たい順に見ても問題ありません。
3.筆のタッチを見る
せっかく名画が目の前で見られるチャンスですから、絵そのものをじっくり観察しましょう。
一見すると繊細な絵のようで、よく見ると部分的には荒く躍動感あるタッチだったり、絵具が重なってボコボコと凹凸ができていたりと、現物を間近で見ないとなかなか気づけない部分が見えてくると思います。
4.「好き」ポイントを考えながら見る
好きな作品・気になる作品に出会えたら、自分が「その絵のどこが好きなのか」をじっくり考えながら鑑賞するのがオススメです!
展覧会の会場では、作品一覧のプリントが無料配布されている場合があります。
私はこのプリントに、作品の「好き」ポイントを一言で書き込んでいます。
あまり難しく考えず「空の色が綺麗」「ねこ可愛い」のような一言感想でOKです。
特に、自分でも絵を描くという方は、その作品の参考にしたい部分を書き留めておくと、後から役に立ちますよ。
mochi
応用編:視野を広げる!
*Photo by Clem Onojeghuo on Unsplash
美術展の鑑賞に慣れてきたら、少しずつテーマを掘り下げて鑑賞してみましょう。
1.展示全体のストーリーを見る
展覧会には、それぞれ独自のテーマが設定されています。
「展示のテーマは何?」
「この展示で何を伝えたいの?」
といった展示の目的をあらかじめ知っておくと、興味が深まります。
展覧会のテーマは公式ウェブサイトやチラシにも書かれているので、事前にチェックしておくと内容を理解するのに役立ちます。
2.絵に描かれたテーマを見る
その絵が何をテーマに描かれたのかを深く読み解くのも楽しいです。
例えば人物が描かれた絵なら、それが宗教画なのか、画家の肖像画なのか等…
一見して分からなければ、一緒に展示されているキャプション(説明書き)や図録などの解説を読んでみましょう。
3.描かれた時代背景を見る
絵画には、描かれた時代の世相や流行が色濃く出ていることがあります。
以下のような視点で絵画を見てみても面白いです。
- この絵が描かれたのはいつ?
- その時代、どんな絵が流行していたの?
- この絵を見た当時の人々は何を思ったの?
- 後の時代に評価された絵なのだとしたら、どのような点が支持されたの?
歴史的背景は勉強したことがないと難しいかもしれません。
しっかりと理解してから展示会を見たいという方は、事前に公式ウェブサイト、公式図録、美術系雑誌などを読むことをおすすめします。
大きな特別展だと、特集雑誌が販売されることが多いので、ぜひ本屋さんにも足を運んでみてください。
4.額縁を見る
絵のみでなく、額縁も注目ポイントです。
絵を豪華に見せてくれる額縁のデザインは凝ったものが多く、見ているだけでも楽しいですよ。
ただし注意すべきなのは、絵が描かれた当時の額縁がそのまま使われているとは限らないということです。
当時の額縁は経年劣化で失われているかもしれませんし、はたまた、絵を入手した人の手によって額縁が変えられているということもあります。
美術館によっては、絵が製作された時代に合わせた額縁をつけることにしているというところもあるようです。
イギリスの、ロンドン・ナショナル・ギャラリーがまさにそのような取り組みをしており、この考えが徐々に広まっているようです。
mochi
*アイキャッチ:Photo by gilber franco on Unsplash
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